イニエスタを獲得した楽天に補助金を
ポドルスキのみならず、イニエスタがヴィッセル神戸に加入した。関西圏に住んでいる僕としては、非常に嬉しいビッグニュース。
ここ２年ほど、ノエビアスタジアム神戸には足を運べていないが、今シーズンこそは、スタジアムに行きたい。
ハーフナーマイクが、オランダのADOデンハーグから、ヴィッセルに移籍した時点で、当時僕の中では、十分なビッグニュースだった。エールディヴィジや、リーガ･エスパニョーラなどを経験し、リーガ時代のコルドバを省けば、海外の舞台で、何シーズンも2桁得点を達成していたハーフナー。ヴァンフォーレ甲府以来となる、Jリーグ復帰にワクワクした。
少なくとも低い年俸では無かったはずのハーフナーに、レアンドロや渡邊など、前線の選手が足りていたヴィッセルが獲得に手を上げたのは驚いた。
ただそれ以上に、楽天がサッカーにガンガン投資しする、意欲みたいなものが感じれて嬉しかった。
Jリーグの各チームは比較的、選手獲得に中々お金を投資してくれない。今シーズン、名古屋グランパスが、ブラジルからジョーを獲得したけれど。
僕が好きなガンバ大阪も、アデミウソン、泉澤、ファビオなど、国内のJチーム間で選手を獲得するばかり。ファンウィジョやマテウスもそう、お金をかければいいってもんじゃないにしても、もっとワクワクするような、スタジアムで、生で観戦したくなるような、ビッグネームとまではいかなくても、欧州主要リーグで戦力として活躍している選手に目をつけ、獲得に動いて欲しい。
先日もニュースで、浦和レッズが、過去最高となる約80億の営業収益を公表していたけれど、真っ先に思ったのは、『そんなに金あるなら選手とれや』と。
全部が全部、利益じゃないにしても、国内では裕福なビッグクラブなら、先陣を切って、もっと選手獲得にお金を回して欲しいところ。
ナバウトに続き、やっとレッズも選手を獲得するのかと思いきや、鹿島に少し在籍していたファブリシオ。
いや確かにポルトガルで、中島と共に爆発したように活躍していたのは分かるし、違約金も跳ね上がってるにしても、何というのか...Jリーグを経験した事のある選手が故に、アンパイを選んだかのような、お金をかけるかわりに、失敗、損はしたくない！って気持ちが、個人的に感じてしまい、何だかガッカリしてしまった。
ハーフナーに、ポドルスキで仰天して、アンドレア･イニエスタ。
楽天すごい。の一言。
楽天は楽天で、大きい投資に見合う見返りが、長期的にはあるにしても、年俸30億超えは尋常ではないし、他の収益が高いクラブは、ヴィッセルの楽天の姿勢を見習うべき。
イニエスタの加入に伴って、各クラブの、ヴィッセル戦のチケットは必然的に売れ、各クラブの収入は上がる。ガンバにしても、阪神ダービーの上に、イニエスタ効果で、吹田スタジアムが埋まるほどのチケットが売れるかもしれない。
自クラブのみならず、Jリーグ全体を盛り上げるような、大きい投資をしたヴィッセル、いや楽天には、是非ともJリーグからでも、補助金か何かを出して欲しいと思う。
